金融

貸金業黄瀬法二法の内容

貸金業規制二法とは、1983年に施行された貸金業規制法と、出資法改正のことを指します。1990年代以降でも、高金利や厳しい取り立て行為が勃発したことで、大きな問題となりましたが、1970年代のサラ金の時代とは比較になりません。

当時のサラ金業界がどれほど凄かったかは、上限金利が100%を超えていた事実を見てもわかりますし、取り立てに対する規制もなかったことから、過酷な取り立てが常習していたのです。

サラ金による社会問題

なにしろ考えられないほどの高金利だったことから、返済しても返済しても追いつくはずもなく、逆に利子が利子を生んで膨れ上がってしまうのが現実でした。

その結果、行き詰った顧客の多くが自殺や一家心中、中には銀行強盗をするなどの事件もあり、大きな社会問題となっていったのです。それもこれも、サラ金による高金利の過剰融資と過酷な取り立て行為が問題です。

こういった事件を受けて、規制法の必要性が叫ばれるものの、各政党間での意見がまとまらず、なかなか規制法の施行まで遠い道のりがありました。

サラ金業者が我が物顔で上限金利が100%を超えての融資と、過酷な取り立て行為をしているというのに、政治家たちは小田原評定をしていたというのですから話になりません。借金で苦しんだことのない人間に、借金の苦しさは分からないとは、このことです。

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貸金業規制法施行

その後、ようやく1983年11月に貸金業規制法が施行されることとなりました。主な規制内容は、今まで誰でも開業できていた消費者金融の開業規制をすることと、過剰貸付や過大広告、取り立て行為などの規制が敷かれました。

また、出資法改正により、それまで109.5%だった上限金利を73%に引き下げることなどが成立しました。

しかし、こんな程度の規制法で悪徳業者がおさまるはずがありません。その後も法の網をくぐって地下に潜行していったのはご存知の通りです。それにしても、改正後の上限金利が73%というのにも驚きです。

よくもそのような高い金利を決めらるものかと、不思議に思ってしまいます。

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