金融

不動産担保ローン

不動産担保ローンとは、顧客が保有する不動産の流通価値の評価額の範囲内で融資を行う金融の
ことです。古来からモノを担保にしてお金を貸す形態(質屋)は存在していましたが、実際にマ
ニュアル化されたのは昭和50年代に入ってからです。

その後、1990年に不動産ローンを扱う業者によって日本不動産担保金融協会という任意団体
が設立されます。

不動産担保ローンを利用する顧客に多いのは以下のような特徴があります。

  • 新規事業の開業資金の工面、金融機関の審査が通過困難な人
  • 資金の必要期限までに資金調達が困難な時
  • 業績不振により金融機関からの返済を求められている
  • 高利・短期での借入金を長期の低利ローンでの借り換え目的
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利用使途は事由

基本的に不動産担保ローンの利用使途には制限がなく、融資額は顧客の返済能力に応じて決定さ
れます。返済不能に陥った場合は担保物件を売却して返済に充てることとなります。これは利用
使途が厳しく制限される事業資金融資とは大きく相違する点になります。

ただ、不動産担保ローンは担保物件である不動産の流通見込み価格に依存するため、担保物件価
格の下落や担保評価誤認のリスクを背負うことになります。

不動産登記に公信力がないことを鑑みれば、当該担保ローンは担保物件の価値のみ依存するだけ
に、大きなリスクのある融資形態であると言えます。